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2012.03.20

Renovation×3

Blog更新が滞ってるなぁとボチボチ言われる頃なので、久しぶりに更新です。

まずは現在動いている現場の中で、改修の現場を3連発で。

 

□ 2階建木造アパートRenovation

Shidu_d04_2 

内装工事もほぼ見込みが付いて、

外装の塗装や外構工事へと移っていっています。

集合住宅ではありながら木造2階建てであり、

一見すると間取りも外観も昔の木賃アパートといった

風情の建物でしたが、住戸内部は一旦スケルトンに解体し、

今の時代に合わせて一からPLANもガラッと変更しています。

Shidu_d05_2  Shidu_d06_2

こんなフレキシブルな変更が可能なのも、

木造在来工法という構造形態だからでしょう。

RCのワンルームマンション乱立の時代ですが、

木造にはコンクリートには無い暖かさや、

現代人が失いつつあるライフスタイル等の可能性があるのでは、

と感じています。

 

□ お寺さんの本堂Renovation

Hrreno15_2

大まかな間仕切り等がだいたい出来て、

現在電気や空調の設備配管中。

Hrreno17

濡れ縁上部の軒裏化粧垂木が美しい。

このあたりの夜間のライトアップの仕方を検討中です。

横のひときわ存在感を放つ樹木は、

沙羅双樹と並び仏教寺院の象徴とも言うべき菩提樹の木。

今の時期は冬枯れですが、元々ここに植えられていたこの立派な

菩提樹をお互いに引き立てあう様な佇まいの本堂になればと思っています。

 

□ 木造住宅Renovation

Retro_reno08

前回更新の「ヒト・モノ・クラシ」で書いた、

築30年を超える小さな木造住宅の改修です。

いつものように事前に建物調査を行い、一旦構造のみに解体、

その後補強すべき箇所は適切に補強し、

床組みのレベル調整や防蟻処理を行い、

現在大工さんの建て込み工事の真っ最中です。

昭和のニオイのするレトロガラスの建具も移設完了。

床は、元々貼ってあった寄木パーケットがイイ感じの風合い

だったのでそのまま剥がして使いたかったのですが、

なかなかに困難だという事が発覚。

鋸目がついた浮造り風のオークの突板フローリングに変更に。

Retro_reno09

いつも言う事ですが、小さな住宅は画数の少ない漢字と同じで、

ちょっとした細部がおかしいと全体がおかしくなる事がよくありますので、

ディテールについては工務店と何度も打合せを行いながら

進めていっています。

この日も現場に行くと図面と食い違う箇所がいくつか…。

すぐさま工務店に連絡して、納め方の確認と調整作業について話をします。

外観についても、ガラっと変えてしまえば話は早いのですが、

元々この住宅が持っている個性や魅力等のポテンシャルを

最大限まで利用しながら、いかにドラスティックに再生するかが

コンセプトでもあるので、新築とはまた違った別の難しさがあります。

「慎重に…そして大胆に。」

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