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2012年4月

2012.04.14

図面に描き切れないこと

小さな木造住宅のリノベーション「西長戸Ⅳ」も内装はほぼ完了。

本日はポカポカ陽気の中、外装の塗装工事中でした。

最後まで悩んだ階段部分も、

 ↓こんな暗い感じだったのが

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 ↓こんな明るい感じに。

Nn4reno10

 ↓時代を感じる2階の廊下も

Nn4before11

 ↓こんなスッキリした感じに。

Nn4reno11
古い木製格子の手摺は鉄のフラットバーに変更し、最小限に抑えたアイアンのラインとダークブラウンに塗装した踏板だけがリズミカルに見える空間に再生。古い木製パネルの壁も真っ白に塗装したので、空間を構成する要素が減り、一層黒とのコントラストが際立っています。

元々、玄関を入ると階段や水まわりに繋がるホールがあり、その先の扉を開けるとリビングに…といういかにも紋切り型の間取りだったのを、

Mypanf_g01before

玄関ホールからすぐにリビングに入り、全ての動線はリビングからスター状に伸びるリビングイン式に変更していますので、限られた空間を効率よく使えるようになり、以前よりも広いリビングスペースを確保できました。

Mypanf_g01after

古くゴチャゴチャした住宅のリノベーションは、その空間を構成する要素を慎重にかつ大胆に減らしていくことが、スッキリと見せるコツです。それが難しいんですが…。図面に描き切れない事もたくさんありますので、現場でのチェックと密な監理がとても重要です。

来週の22日にオープンハウスが行なわれますので、

リノベーションにご興味のある方は是非一度ご覧下さい。

お問合わせはサンロクマルベースさんまで。

オススメ!!

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2012.04.07

片道10分のシアワセ

先日より完成間近とお伝えしていた2階建木造アパートRenovationが、

いよいよ外構工事を残すのみとなりました。

Renofn01_2 Renofn02_2

この物件はワンルームということもあって、

近くの大学の新入生さん達が既に続々と入居されていっております。

全室埋まるイキオイで空き部屋がどんどんと

減っていくのは嬉しい限りです!!

本日は、オートロックに変更する為のゲートや扉、

階段の塗装工事です。

 

↓以前は、オートロックも無く単なる鉄骨ゲートだけだったのを、

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↓鉄骨も新設し新たに再塗装し、

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ファイバー(FRP)グレーチングのオーダードアを吊り込みます。

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ファイバーグレーチングは、採光と風通しを損なわずに

軽やかに間仕切る事ができるので、良く使う面白い素材です。

↓以前の木賃アパート風の外観も…

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モノトーンに塗装して、若者の住まう住宅らしい雰囲気へと変貌、

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時代に合わない雰囲気だった内部空間も…

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設備機器も一新され、シンプルで爽やかな空間へと

劇的に再生されました。

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あとわずかで完成です。

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工事の最中も何人かの学生さん達が

荷物を持って出入りされていましたが、

初々しい新入生を見ると、自分が下宿生活を

送っていた学生時代を懐かしく想い出します。

ボク達の時代は、大家さんの家に間借りする「下宿」が

主流でした。もちろんトイレ・流し共同の風呂なし銭湯通い。

学生時代は、なにぶん金は無いけど強烈にヒマでしたから、

4時の銭湯開店からの一番風呂に

果てしないシアワセを感じ、

風呂上りは定番のフルーツ牛乳…ではなく、

銭湯 → 京都王将で餃子とビール →

天下一品本店でこってりラーメン → 下宿到着、

がスペシャルコ-ス。

今の人達は、気を使う下宿ではなくて

ワンルームに住めて羨ましいとは思うけれど、

昔の片道10分の道にもシアワセはいっぱいあったのだなぁ…

などと懐かしく想い出す46歳なのでした。


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2012.04.04

Renovation-ING!

築30年を超える小さな木造住宅のリノベーション。

春の嵐にも負けず、着々と進行しています。

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現在壁下地のパテがほぼ終わり、塗装工事の真っ最中。

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一部壁を撤去して残った柱も、空間のバランスを考えて、

2階の荷重を支える存在感が出るように一回り大きくして3分艶で塗装。

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元々木目調パネルで暗かった壁面も、ホワイト色のペンキで塗り潰し、

明るい空間になりました。白色は膨張色なのでさらに広く見えます。

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真壁の和室を、洋室の大壁に変更するだけではツマラナイので、

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昔ながらの繊維壁(塗り壁)を一旦キレイに全て剥がし、

柱と長押や廻り縁等の木部はあえて真壁の時のままに残して塗装。

イメージ通りの和洋折衷の雰囲気が出てきました。

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元々あった半円の欄間付きの建具を移設しています。

レトロな装飾ガラスがたまらない雰囲気。

あとはヘリンボーン貼のドアを吊り込むだけ。

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先日まで大工さんが造っていた集成材のキッチンカウンターも、

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塗装が終わって、腰壁にレトロなモザイクタイルを貼るのを待つ状態に。

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昭和レトロの香り漂う住空間をイメージしながら進めていますが、

こういった現場は、その瞬間瞬間のアドリブ力が必要です。

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