この木なんの木
東温市のガリレオコーポレーションさんのご依頼で、
中庭にシンボルツリーを植えました。
立派なケヤキの木ですが、中庭を緩やかに仕切る赤い鉄骨フレームの
高さが2.3Mですから、ざっと高さ6Mはあるでしょうか。
こうやって植わった姿を見ていると、
ずっと前からここに佇んでいるかのような雰囲気ですが、
別の場所から吊り揚げて運び、この場所に移植しています。
樹のあまりの大きさと重量に、作業はかなりの困難を極めました。
最後に樹の姿の向きを決めるだけでも一苦労です。
樹木はそこに1本あるだけで、一気に空間に潤いが出ます。
また無機質な製品と違って生き物ですから、
時間と共にその姿を変え、
木洩れ日や落葉など四季折々の味わいを見せてくれます。
今回は落葉樹ということもあり、夏は強烈な陽射しを防いでくれ、
冬には暖かい陽光を届けてくれるはずです。
大樹には人を呼び寄せる力があります。
イベント等を行なうこの中庭空間が、
今後どんな姿に変わっていくのか、とても楽しみです。
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