瓦町

2009.08.20

出張週間

お盆が開けてからずっと、出張やら打合せやら出ずっぱりで、

なかなかブログの更新ができません。

今週は出張週間ですが、ようやく折り返し地点を過ぎました。

高松のマンションもやっと設計監理者検査が終わり、

残るは、消防検査と役所検査となりました。

規模が大きいだけに、監理者検査も二日がかりです。

Reale_facade10

40歳半ばを前にして、耐力の衰え著しく、夕方にはフラフラになります。

こんな調子じゃ業務に支障が出るので

ちょっと体を鍛え直そうと決意したことも2度や3度ではありませんが…。

Reale_facade8

色々な事があった現場でしたが、施工会社の方々も、

我々の無理難題をいつも聞き入れてくれて、

この大きなプロジェクトもいよいよ完成を迎えようとしています。

あと少しです。

 

高松の現場へ向かう道中、3年半前に始めて高松で手がけた

マンションの前をいつも通ります。

私の四国でのスタートとも言うべき、思い入れのある建物ですので、

いつも感慨深く車中から眺めます。

Ritsurin3

Ritsurin2

隣の敷地にマンションが建つようで、杭打ちの準備を進めていました。

最近では、街中の建物は数年で周辺環境が様変わりします。

たとえ何年経っても、まわりの環境が変わったとしても、

輝きのある存在感を持ち続ける建物を創りたいといつも思っています。

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2009.07.20

複雑なシーソー

分譲マンションの設計は、建築の中でも特に商品性の強いジャンルです。

それぞれの住戸において区分所有者が発生し、個人資産の集合体となるべき

建築物です。購入される方にとっても一生の買い物ですから、

創り手には、純粋な造形的発想だけではなく、市場動向や事業性を判断する

力が必要とされます。

建築として考えた時の審美性はもちろんのこと、コーポラティヴハウスと違い

施主(入居者)の顔が見えない分、最大公約数的発想は不可欠ですし

他物件とは違う個性を持たせ差別化を図るという独自性も求められます。

また、未来を見据えた可変性や、入居者のコミュニティーの場であるホール等

の共用空間も非常に大切です。

設計者にとって、分譲マンションの計画では金太郎飴的思考が最大の敵です。

しかし、創造的であろうとして横道にそれてもいけません。いつも私は、

複雑なシーソーの上に乗って、一所懸命バランスを取る自分をイメージします。

普段よりもなお、ミクロとマクロの両方の視点を研ぎ澄ます感覚が必要となって

きます。

「マンションは欲しいけど、買いたいマンションがない。」よく聞く言葉です。

人目をひく派手なゴージャスさや、これ見よがしなデザインでは無く、

洗練された落ち着きのある上質さと、遊び心のある機能的な住まい。

これこそが現代の画一的な分譲マンションに必要な物ではないでしょうか?

Reale_facade1  Reale_facade6

高松は瓦町の現場です。

外部足場もはずれ、外観の全貌を見るとこができるようになり、

いよいよ18日より販売開始されています。

茶色いマンションとか、白いマンションとか、「○○の」という言葉で

語れないような、深みのある建物にしたいという想いがありました。

Reale_facade5 Reale_facade2

それぞれが個性的なファクターである、タイル・塗り壁・ガラス・アルミ等の

多様な材料を全体として統一感を持たせ、シンプルでリズミカルなデザイン

としています。

街の風景に溶け込みながら、このエリアの新しいシンボルとなる建物に

なればと思っています。

Reale_facade7

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2009.06.30

雨をよろこぶ街

結構雨が降りましたね。

水不足も多少は復活のようですが安心は禁物とのこと。

ただでさえ憂鬱な梅雨にシトシト雨が降れば、

テンションが下がるのが普通ですが、道行く人も、タクシーの運転手さんも、

みんなが口を揃えて恵みの雨を喜んでいます。

雨が話題になる街。雨を喜ぶ街。なんかスゴくいいと思います。

水不足はいただけませんが…。

そんな降りしきる雨の中、本日は現場定例のため高松出張でした。

高松市のマンションの現場です。

Kawara_facade3  Kawara_hall2

交通の要所である瓦町駅の天満屋にほど近くで、

大通りである観光通りに面した抜群の立地です。

7月/中の販売開始に向けいよいよ大詰めです。

先日、外壁検査を終え、いよいよ昨日より足場解体が始まりました。

Reare_facade1_2

いつもそうですが、足場解体が始まると、ソワソワし出します。

お金を貯めてようやく買ったお気に入りの商品を、

楽しみに封を開ける感覚と似ています。

包み紙を一気にバリバリと破りたい気持ちを必死で抑えつつ、

そろそろと丁寧に剥がしていく感じ。

…実際の足場解体はそんな簡単なものじゃありませんけど。

夏の訪れとともに、いよいよ全貌が見えてきます。

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