HOUSE / 住宅

2011.11.03

造作家具のリアリティー

このところの妙な陽気で体調不良気味です。

事務所の近所が遍路道になっているんですが、道行くお遍路さん達も、

白装束を脱ぎながら汗だくで歩いているのを見掛けます。

Henro

 

小坂の家」の家具を、オーダーで製作して入れ替える

という話になっていまして、先日タワーの室さんと打合せした家具が

出来たというので、見に行ってきました。

Ks_house_furniture01

いいですねぇ。

南向きのリビング空間の上部は吹抜にもなっており、

陽光降り注ぐ空間なので、レザーの白とイームズの白が、

爽やかで品のある印象をさらに印象付けてくれています。

最初は、レザーを黒にしようと思っていましたが、白にして正解でした。

Ks_house_furniture02

床材はホワイトバーチなので、女性的なフェミニンな印象がします。

木目がさほど目立たないのに反して、上質な存在感があります。

それに対して、テーブルの天板はニャトー。

ニャトーは色ムラがあったりして個性がキツくなる場合があるので、

心配していたのですがイイ感じでした。

ニャトーの赤味と床の白さのコントラストがたまらないです。

極限まで細くしてもらった黒皮風の脚のベンチシートが、

さらに軽やかさを生み出すのに成功しています。

Ks_house_furniture03

床材や家具は住空間の中において非常に大事な要素の一つです。

いかにも工業製品という感じの複合フロアーや、

ありきたりの既製品の家具とはやはり違う趣が漂って、

これだけで空間に個性とリアリティーが出てきます。

 

Faceboookにもだいぶん慣れてきました。

東京の設計事務所時代に共に苦労した知り合いと

久しぶりに連絡が取れたのも、嬉しい出来事でした。

あれから20年近く経って、僕をはじめ皆さん恐ろしくオッサンになったのかと

思いきや、身もココロも劣化せずにそれぞれ頑張っておられるのには、

とても励まされます。

また新しい現場が幾つか始まります。

僕も負けずに頑張ろう!

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2011.10.10

遊ぶ勇気

有難いことに最近は住宅のご依頼が重なり、

プレゼン続きの毎日を送っています。

施主様のお話をうかがい、要望を私の中で消化して、

おぼろげなイメージを具体的な形にして出す作業です。

もちろんその要望や条件はお客様により様々ですから、

自分の頭の中の色んな部分のヒダヒダをフル稼働させます。

以前より松平不動産さんと一緒にさせて頂いていた仕事も完成し、

コンセプトモデルの住宅がオープンハウスで公開されていますので、

週末には新たなお客様とそこで打ち合わせを行なったりと、

何かと忙しくさせて頂いております。

Kosaka05

松平不動産さんとご一緒した住宅は、

普通の住宅には無い面白いコンセプトモデルの住宅ですので、

良かったら是非一度実際に体感して頂けると楽しいのではと思っています。

Kosaka01  Kosaka02

Kosaka03 Kosaka04

元々休みがまるで不定期ですし、

まるまる一日の休みがなかなか取れませんから、

だいたいの場合、生みの苦しみとも言うべきプレゼンが続くと

メンタル面が極端に弱ってきます。

あぁ効率が落ちてきたなあと感じたら、

無理矢理にでも息抜きする勇気が必要です。

先週は、晴れた日には久万まで行って突然のぶどう狩り。

Budougari

そして、凸凹の奇岩にへばりつくように建つ姿を見たくて45番札所の岩屋寺に。

Iwaya_tenple

知り合いの事務所でホルモン鍋をつつく日あれば、

仕事終わりの夜にはいつものバーでジュークボックスに100円を入れる。

Peggysuejb

今日は仕事のプレゼンが終わったら、

知り合いのネパール人の留学生が無事卒業したのでそのお祝いです。

 

何で読んだのか忘れましたが、自分を変える方法は3つしかない。

住む場所を変える、付き合う人間を変える、

そして時間の使い方を変えることだ、というのがありましたが、

今まで慣れ親しんだ日々のルーチンを無理矢理にでも変えてみて、

新しい時間の使い方を試してみると、

不思議と新たなアイディアも出てくるもんですよね。

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2011.06.30

本筋あるいは定石

現在、松平不動産様の分譲地の一区画の設計をさせていただいております。

工事も順調に進み、ただいま大工工事がほぼ完了したところです。

Ks4_facade01  Ks4_inner01

他には無い建売住宅を建てよう、とのコンセプトですので、

一般的な建売住宅には無いアイディアを各所に盛り込んでいます。

注文住宅と違って建売住宅はその性格上、

万人に受け入れられやすい計画案に落ち着きがちで、

いわゆる「最大公約数」的な発想が入り込みます。

それが個性的で他と差別化された建売住宅が少ない理由の一つだと

思われますが、それを如何にターゲット層を狭める事なく、

且つ面白みのある住宅とするかが非常に重要になります。

素材の色や建材、設備機器で他と差をつけるのではなく、

プランニングそのものを一から考え直し、

誰もが共有できる魅力を持たせながらも、

商品として売れるモノとしなければいけません。

Ks4_facade02 Ks4_inner02

設備機器や仕上材料は、時と共に劣化します。

その時に新築当時のワクワクするような魅力が失われ何も残らない、

という空間では暮らしていても楽しくありません。

住宅は人間のシアワセのためにあります。

どこか人間の琴線に触れるような、

日々の生活でどこか感性が刺激されるような、

そんなプランニングやデザインは、

毎日の生活と切っても切り離せない要素であり、

時と共に風化する事はありません。

デザインと個性が共存しながら、飽きの来ない機能性のある住宅と

なっている事が求められるのだと思います。

よく考えるとこれは、建築全てにおいて当てはまる事ですね。

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2011.06.25

ふと気付けば1年が

MT邸、いよいよ完成間近となりました。

Mt_ldr1

最近までの梅雨の雨で外構工事に影響が出てはいますが、

壁・天井の内装工事や建具工事もほぼ完了し、

照明器具の設置も終わり、本日施主検査を迎える事となりました。

施主様による細部のご指摘は引渡しまでに手直し工事を行い、

気持ちよく完成を迎えられるように工務店さんと共に頑張っていきます。

この企画案として始まったのが昨年の春ですから、

足掛け1年を越えるプロジェクトとなりました。

Mt_void1 Mt_void2

Mt_void3 Mt_void4

木造住宅としてはイレギュラーな形状や構造躯体でしたので、

構造の解き方やディテール等、アイディアを出す為に様々な検討を重ね、

工務店さんとの数え切れない程の試行錯誤をを経て、

途中震災の影響も受けながらも、

今ようやく完成の日を迎えようとしています。

感無量です。

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2011.03.23

△をめぐる格闘

今年に入り、本格的に工事が始まっているMT邸です。

本PLANは、60°で構成された壁による空間がメインとなっており、

在来木造住宅としてはディテールや架構も複雑さを極めます。

軸組計算も正三角形△から導き出されており、接合部のディテールも難しく、

当然、設計も施工も通常の何倍も手間がかかります。

模型やCGで検討しても細部まで検討できない箇所も多数ありましたので、

工務店さんにモックアップの作成をお願いしていましたが、

部分的な模型では埒がアカンということで、

先日木工所で現物の仮組みを行ないました。

Mthouse_kari01

一旦仮組みしてみて、納まりの悪い箇所や、仕口や金物の固定方法など、

細かくチェックしていきました。

一般的なプレカットも困難だということで、全て大工さんの手刻みです!

大工さん悶絶…。

Mthouse_kari02

先日無事に建前も終わり、屋根仕舞いや床組み、サッシュの取付と、

現在大工さんフル稼働中です。

ディテールや審美性、機能性等、最新の注意をはらって進めていっております。

倉又史郎だったか誰だったか、「自明の事を自明だと思わない努力」という

意味の言葉を聞いた事を思い出します。

慣れによって普段当たり前だと感じてしまっていた事が、

実は当たり前なんかじゃなく、そう思う事で自分の視界を狭くしている

だけなのだ、という事を思い出させてくれる住宅です。

Mthouse_hari01 Mthouse_hari02

イレギュラーなPLANならではの手間や検討事項が山ほどありますが、

当たり前のように考えていた納まりだけど、

実はこういう方向性もあるんじゃない?という可能性を

感じさせてくれるポイントが満載です。

大地震の憂鬱さに負けずに、最後まで頑張ります!

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2010.12.28

そのぬくもりに用がある

1年に及んだ神戸での仕事も、ようやくゴールを迎え、

去る25日のクリスマスの日に無事引渡しを終えました。

Yn0014

遠方の物件でもあり、初めての工務店とのお付き合いという事もあり、

プレッシャーと施主様の期待という重圧を両肩にビンビン感じながらも、

無我夢中で走り出してまる1年、気付けばあっという間の出来事でした。

振り返ると本当に色々な事があったのですが、今こうして完成の日を迎えて

みると、ついこの間にスタートした感覚しかありません…いつもながら。

施主様の類まれな家創りに賭ける情熱と、

誠意とヤル気に満ちた工務店さんとの出会いにより

監理のしづらい遠方でありながらも、

本当の意味での施主参加型の家創りとなった気がします。

分野は違えど施主様が根っからの技術職であり、

全てにおいて自分自身納得の上で、

細かな事を積み重ねていきながら

モノ創りをしていくという姿勢で臨まれた事が、

今回のような施主参加型、言い換えれば施主との共同作業の家創り、

というスタイルに繋がったのだと思います。

こうしたやり方は、何より自分達がこだわり抜いた「one&onlyの家」という感覚を

施主様が強く持つ事ができるのだと言うことを再認識した機会にもなりました。

自分たち家族の為だけの家、

決してどこにも存在し得ないオンリーワンの家、

唯一ここにある事が相応しい家。

そして全ての箇所に意味のある家。

そういった本来の注文住宅の意味をしっかりと盛り込んだ住宅と

なったと思います。

Yn0006  Yn0017

Yn0002  Yn0069

けれども家というのは、家族と共に進化していくべきモノ。

実際に住み始めて朝昼晩と色々な事に気付き、

春夏秋冬色々な発見をしていく中で本当の姿が見えてくるのだと思います。

そんな日々を経て家族が形を変えれば家も姿を変えていく…。

そんな流動的な考えで家創りをしていく事で、10年後にも喜んでもらえるような

一生飽きの来ない家が出来るのだと思っています。

それこそが本当のぬくもりのある家なのではないだろうか、

などと考えたりします。

Akashibryuukei

写真はまたホームページにも載せるつもりですが、

年明けの晴天の日に外観写真を撮らせていただくことになっています。

その頃にはある程度住み心地など感想をお聞きできますし、

お会いできる日を今から楽しみにしております。

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2010.12.09

8時間=1/3日

本日はまた日帰り神戸です。

片道約4時間として、往復約8時間は車中のヒトとなります。

この1/3日を何とか有効に使えないかと前から考えていましたが、

スタッフに運転してもらって一緒に行く場合は、

電話や図面のスタディーとか色々と時間を有効に使うこともできるんですが、

独りの場合は、ただひたすら周囲の安全と覆面パトカーに目をくばり、

迫り来る睡魔と闘いながら色んな事を考える時間となってしまいます。

まあしょうがないし、運転してもらっててもそのうち寝るんですけど…。

Yhouse_counterstock

とは言え現場はいよいよ追い込み態勢です。

足場も落とし、クロスや造作家具など様々な内装が次々と姿を現して、

外構工事も始まり、一気に家全体が現実味を帯びてくる時期です。

そろそろ完了検査の申請も出す予定ですし、

来週からは各種チェックといよいよ検査週間へと突入です。

まだまだきめ細かな監理が必要な時期ですね。

施主様も、引越しの準備やら家具や家電の新調、登記や住所変更など

一番大変な時期です。

今回の住宅への想いは、現場がしっかり終わって

無事引渡しを終えてからまたゆっくりと。

Yhouse_oceanview

道中も様々な方から電話が鳴り、手帳の年末年始の予定もだいぶ真っ黒に。

来年の予定も色々と決まってきているのですが、

まだ新年の手帳を買っていないので、

今年のページのまわりの余白に無理矢理書き込みながらの移動です。

今日の朝、事務所からインターチェンジに向かう途中、

南側の山々が冠雪していました。あれは皿ケ嶺になるんでしょうか。

上部に雪をかぶった山と、まだ紅葉の秋の気配を残した中腹部との

色のコントラストがとても綺麗でした。

前から思っていたんですが、四国の山って本当に色がキレイですね。

夏のキラキラするようなビリジアングリーンも美しいですが、

冬の淡いグリーンもどこか力強さがあるというか…。

他の地方の山の色とはやっぱり色が違うような気がします。

単に植生の違いなんでしょうか。

神戸に着いても、あまりの寒さと強風で、

帰りに現場の近所のアウトレットに寄って帽子を買ってしまいました。

Yhouse_marinpia

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2010.10.07

ヨロコビを見出すこと

朝夕が急に冷え込んできて、

窓から差し込む光も柔らかくなってきました。

Morning_kitchen

神戸での現場もますます絶好調です。

本当につくづく眺めのいい家です。

Ynhouse_roof1  Ynhouse_roof2 

無事屋根葺き、防水シート貼も終わりましたので、

次工程の電気や建具、造作家具の打合せの為、現場に行ってきました。

この時期が最も決めるべき事が多い時期でしょうか、

先月から週1のペースで行っています。

遠方だからと言って、赴かずにクオリティーを落とすわけにはいきません。

色々な工夫を詰め込んだ家ですから、大工さんが仕事をしている期間に、

細かなディテールや納まり、見え方を現地で確認しながら検討する作業は

絶対に欠かせません。また自分が図面やCGパースで検討していた空間と、

実際の空間との間に誤差が無いか、もしあれば再検討も含めて、変更する

余地がないかの確認をする上でも、現場打ち合わせは非常に大切です。

Awaji_sa

松山~神戸間はだいたい徳島道経由で片道270km。

最初は行くだけで疲れていた道中ですが、これだけ何度も通う内に、

だいたい休憩するSAも決まってくるので、その中で人間は様々な

ヨロコビを見つけるもんですね。

まず、石鎚山SAでアツアツのじゃこカツを買います。

で、施主様に大変好評の母恵夢の純生大福をおみやげに買っていく時は

高松道経由。上りでは豊浜SAでしか売ってません…。

鳴門金時芋大福を買う場合は徳島道経由となります。

徳島道の吉野川SAでは芋けんぴを必ずまとめ買いです。

他にも色々と旨いモノはあるのですが、行きも帰りも必ず立ち寄るのが

淡路サービスエリアですね。明石海峡大橋を望むここのSAは広いですし、

目的地も橋の向こうにかすかに見える所まで来た安心感のもと、

淡路のたまねぎ天と、明石のタコ入りのたこ天を買います。

・・・今書いてて揚げモンばっかりだということに気付いてしまいました。

痩せない理由がここに…。

Akashibridgeyuyake_2

明石海峡の景色が大好きです。

出張に時間的な余裕があれば、道中寄りたい場所もたくさんあるんですが、

もう少しの我慢ですね。地元の仕事もなかなか慌しいので、

完成がある程度見えてきて、余裕のある日程が組めれば、

行こうと思っています。

あと2ヶ月と少し、気を抜かずに頑張りましょう。

竹田工務店さん、よろしくお願いします。

Awaji_kanransha2

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2010.09.21

建舞

色々と仕事もあって忙しかったもので、

ここのところ更新できてなかったですね。

ここ最近は色んな種類の仕事が重なっているものですから、

頭の切り替えも大変です。

きめ細やかさが大切な住宅から、大規模のマンションまで。

計画中で試行錯誤している物件から、バリバリ現場が動いている物件まで。

一撃必殺を狙うプレゼン物件や、入居後のアフター物件、

地元の別件から遠方の物件まで。

たまに頭の芯の方が疲れているのが自分でもわかります。

なんか抜け毛が増えてきたような気もするのは

気のせいでしょうかいや気のせいに違いない。

Ihouse01

早いもので神戸での仕事も上棟の日を迎えました。

大工さん達がチームワークを発揮しながら、

テキパキと家を組み上げていく姿は、いつ見ても素晴らしいものです。

やはり職人さんの花形と言われるだけのことはあり、惚れ惚れします。

上棟のことを「たてまえ」とも、「たてまい」とも言いますが、

やはり「建舞(たてまい)」という言葉が似つかわしいと思います。

軽やかに舞うが如く。

大工のサラリーマン化が言われて久しい昨今、

今回の工務店さんは昔ながらの職人気質とプライドを守りながらも、

最近の多種多様な要望にも対応している雰囲気がよく伝わってきました。

Joutou04_2  Joutou01

地鎮祭にしろ、こういった神事の要領は

もちろん土地風土によって違うわけですが、

今回は工務店さんの頑張りもあって、何とか日暮れにも間に合い、

良い上棟式となりました。

Joutou02  Joutou03

元々立地が、大阪湾から瀬戸内を一望する高台ですから、

この眺望をとことん利用しようと2階にリビングを計画しているのですが、

実際に2階に上がり、建前の為さらに屋根の上に登ると、

さえぎるモノのない一面のパノラマビューに心が痺れました。

予想以上の景色にしばし呆然。

 

これからも勝負は続きます。

息を抜かずゴールまで走り抜けようと思います。

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2010.08.30

神戸という街

関西人の中には、大阪=こってり、京都=はんなり、神戸=おしゃれ、

という図式があり、お互いに対立する意識が強く、

バカにし合う事も多いのですが、一般的な神戸のイメージというと、

港町・ハイカラ・異人館・洋食などでしょうか。

夜景・スイーツ・ジャズ・中華などもありますね。

関西人の神戸のイメージにはもうひとつ「恐い人」というキーワードが

追加されるのですが…。

Akashibridgeview9

周知のように神戸という街は、北に六甲山系、南に大阪湾や

瀬戸内海があり、東西に長く南北に狭いエリアを海と山にはさまれて

いますので、海からの駆け上がりの土地も多く、

独特の景観や雰囲気を醸し出しています。

また文化的にも、海外の文化が早くから根付いた街でもありますし、

レトロな洋食屋や海運ビル、中華街など、今でも外国の匂いは

町のあちこちで普通に感じ取る事ができます。

関西人は自分の街をこよなく愛する、というか異常に溺愛する傾向があります。

紋きり型の意見は好きではないのですが、神戸人は神戸が大好きで、

例え職場が大阪でも神戸以外に住もうとしませんし、

大阪人や京都人もまた同じです。

私は大阪人ですので、大阪に住んでいた頃は神戸にも仕事や遊びで

普通に行ったり来たりしていましたが、いま外から神戸を見ると、

この街に対して当時何気なく持っていたイメージが、

ハッキリと形になっている事を感じます。

街の立地による独特な個性、奥深い新旧の歴史が混在する文化、

海や山や温泉などを活かした魅力創り。これほどまで確固たる

ブランドイメージを持っている街も珍しいと思います。

そしてもちろん防災に対する意識。建築行政の指導内容も

他府県とは違い、大震災を教訓とした厳しい内容も数多くあります。

この歳になってようやく、神戸の人たちが神戸を出ない理由が

なんとなく分かってきたような気がします。

Akashibridgeview1

神戸での滞在先のホテルの部屋から、明石海峡大橋がよく見えます。

橋の向こうの淡路島を見ていると、そのすぐ向こうが四国なんだと

いうことに気付かされます。現場からも天気が良いと関西空港が見えますし、

泉南や四国をすぐそこに感じると、つくづく日本って狭いなあと思います。

Akashibridgeview7

日々の打ち合わせ等で、

「すいません、明日は仕事で神戸出張なんで。」と言うと、

大抵の人からは、「うわぁ遠くて大変ですね。」と返ってきますが、

そうでもないのになぁといつも思うのです。

昨日、無事に神戸のお客様の地鎮祭を終えました。

また新たな格闘が始まります。

Yhousejitinsai01

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